「楽しむこと」を優先すれば ゴルフは心の健康に役立つスポーツ
ゴルフとメンタルヘルスの関係について6回にわたってご紹介します。
5. ストレス脳をリラックス脳に変換する
短い距離なのに過度に緊張して震えてしまいパットができない……。
ゴルフをしているとそんなゴルファーにお会いすることがあります。
いわゆるイップスです。
私はゴルフでのイップスを「ゴルフメンタルのうつ状態」と呼んでいます。
プレーヤーの性格も影響していると思いますが、しっかり対処すれば必ず治ります。
私が考えるに、その原因は上手になる過程での完璧主義にあると思います。
つまり、「このパットは入れなくてはならない」
「あれほど練習したのに上手になれない」
「昨日までナイスショットが多かったのに、今日はミスショットが多い」
「ゴルフのスイングはこうあるべきだ」
「以前は上手だったのに、最近下手になってしまった自分が許せない」
「ドライバーは飛距離が命」「このパットを入れるとベストスコアになる」など、
「こうあらねばならない」「ここではこれをしなければならない」という思いが強すぎるのです。
この「ねばならない」という完璧主義の思いが強いので、極度の緊張で筋肉が硬直してしまい、思い通りのプレーができなくなるのです。
イップスになっている時の脳は「ストレス脳」です。
なぜストレス脳になるのかといえば、理性で本能を抑え込みすぎるからです。
過去に失敗した記憶が甦ったり、現状に満足できない完璧主義により、ストレスを感じた脳幹が身体全体に影響、筋肉を硬直させます。
このようにイップスは上達過程での完璧主義が原因で起きてしまうので、自分に「ゴルフは楽しむもの」、場合によっては「たかがゴルフ」と言い聞かせ、結果を気にせずにプレーすることがイップス治療の一つの方法だと思います。(6へつづく)
※2019年2月発刊 COCORO第25号をもとに掲載しています。
ゴルフをしているとそんなゴルファーにお会いすることがあります。
いわゆるイップスです。
私はゴルフでのイップスを「ゴルフメンタルのうつ状態」と呼んでいます。
プレーヤーの性格も影響していると思いますが、しっかり対処すれば必ず治ります。
私が考えるに、その原因は上手になる過程での完璧主義にあると思います。
つまり、「このパットは入れなくてはならない」
「あれほど練習したのに上手になれない」
「昨日までナイスショットが多かったのに、今日はミスショットが多い」
「ゴルフのスイングはこうあるべきだ」
「以前は上手だったのに、最近下手になってしまった自分が許せない」
「ドライバーは飛距離が命」「このパットを入れるとベストスコアになる」など、
「こうあらねばならない」「ここではこれをしなければならない」という思いが強すぎるのです。
この「ねばならない」という完璧主義の思いが強いので、極度の緊張で筋肉が硬直してしまい、思い通りのプレーができなくなるのです。
イップスになっている時の脳は「ストレス脳」です。
なぜストレス脳になるのかといえば、理性で本能を抑え込みすぎるからです。
過去に失敗した記憶が甦ったり、現状に満足できない完璧主義により、ストレスを感じた脳幹が身体全体に影響、筋肉を硬直させます。
このようにイップスは上達過程での完璧主義が原因で起きてしまうので、自分に「ゴルフは楽しむもの」、場合によっては「たかがゴルフ」と言い聞かせ、結果を気にせずにプレーすることがイップス治療の一つの方法だと思います。(6へつづく)
※2019年2月発刊 COCORO第25号をもとに掲載しています。